他学会・講演会等の開催情報
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学会・シンポジウム・講演会
バーバラ・クック氏講演会
講演会➀ “Wind and Fire in a Green World: Evelyn Waugh’s Shakespearean Entanglements”
【日時】2025年4月18日 (金) 17:15~
【場所】立教大学池袋キャンパス12号館地下1階第1・2会議室
【概要】Oxford UPから刊行中のThe Complete Works of Evelyn Waugh の編集主幹のひとりであるDr Barbara Cookeによる連続講演の第1回です。第2回は4月19日(土) に大阪大学豊中キャンパスで、第3回は4月26日 (土) にふたたび立教大学池袋キャンパスで開催されます。いずれも使用言語は英語・通訳なしです。
【参加方法】参加無料・予約不要
【プログラム】17:15~18:15 バーバラ・クック氏講演
18:15~18:45 質疑応答・ディスカッション
【司会】小山太一
【講師】バーバラ・クック (ラフバラ大学シニア・レクチャラー)
【演題】Wind and Fire in a Green World: Evelyn Waugh’s Shakespearean Entanglements
【内容】イーヴリン・ウォーの小説世界は同時代への痛烈な諷刺と失われた文化的伝統への憧憬によって広く知られますが、ウォーへの文学的影響はまだ十分に解き明かされたとは言えません。本講演は、ウォーの小説世界におけるシェイクスピアへのオブセッションを説き明かし、イギリス文学の系譜学に新たな一石を投じる試みです。
【お問い合わせ先】小山 5060048@rikkyo.ac.jp
講演会② “Family Ties: Why Evelyn Waugh Loved to Hate the Victorians”
【日時】2025年4月19日 (土) 16:00~
【場所】大阪大学豊中キャンパス 文法経本館2階大会議室
【概要】Oxford UPから刊行中のThe Complete Works of Evelyn Waugh の編集主幹のひとりであるDr Barbara Cookeによる連続講演の第2回です。第1回は4月18日(金) に立教大学池袋キャンパスで、第3回は4月26日 (土) にふたたび立教大学池袋キャンパスで開催されます。いずれも使用言語は英語・通訳なしです。
【参加方法】参加無料・予約不要
【プログラム】16:00~17:00 バーバラ・クック氏講演
17:00~17:30 質疑応答・ディスカッション
【司会】小山太一
【講師】バーバラ・クック (ラフバラ大学シニア・レクチャラー)
【演題】Family Ties: Why Evelyn Waugh Loved to Hate the Victorians
【内容】イーヴリン・ウォーの小説は、ヴィクトリア朝の文化に対して痛烈に批判的です。代表作のひとつA Handful of Dustにおいてウォーは、ヴィクトリアン・ゴシックのファンタジーに浸って生きる主人公をアマゾンの密林における永遠のディケンズ朗読の刑に処しました。あるいはまた、Brideshead Revisitedにおいて、ヒロインがホールマン・ハントの絵画『良心の目覚め』に言及した愛人に憤激する場面を思い出される方もあるでしょう。しかし実生活におけるウォーはヴィクトリア朝の遺品の熱烈なコレクターでもありました。本講演は、ウォーとヴィクトリア朝文化の複雑な愛憎関係を説き明かし、19世紀から20世紀にかけてのイギリス文化史の新たな一面を拓くものです。
【お問い合わせ先】小山 5060048@rikkyo.ac.jp
講演会③ “Evelyn Waugh’s Afterlife on Stage and Screen: From Vile BodiestoSaltburn”
【日時】2025年4月26日 (土) 16:00~
【場所】立教大学池袋キャンパス 1203教室
【概要】Oxford UPから刊行中のThe Complete Works of Evelyn Waugh の編集主幹のひとりであるDr Barbara Cookeによる連続講演の第3回です。第1回は4月18日(金) に立教大学池袋キャンパスで、第2回は4月19日 (土) に大阪大学豊中キャンパスで開催されます。いずれも使用言語は英語・通訳なしです。
【参加方法】参加無料・予約不要
【プログラム】16:00~17:00 バーバラ・クック氏講演
17:00~17:30 質疑応答・ディスカッション
【司会】小山太一
【講師】バーバラ・クック (ラフバラ大学シニア・レクチャラー)
【演題】Evelyn Waugh’s Afterlife on Stage and Screen: From Vile BodiestoSaltburn
【内容】イーヴリン・ウォーの小説のアダプテーションといえば、ジェレミー・アイアンズが主人公を演じて一世を風靡したテレビドラマを思い出される方も多いでしょう。このテレビドラマはサッチャー政権下における「イングリッシュ・ヘリテージ」称賛の文脈においてしばしば論じられますが、ウォー作品と他メディアの出会いはそれにとどまるものではありません。本講演は2023年に公開された、『ブライズヘッド』を下敷きにしたサイコホラー映画Saltburnにおよぶウォー作品のアダプテーションをたどり、小説と演劇・映画の文化史的関係をさぐるものです。
【お問い合わせ先】小山 5060048@rikkyo.ac.jp
英語圏児童文学会 東日本支部の春の例会
【日時】2025年4月19日(土曜日)
【場所】共立女子大学 神田一ツ橋キャンパス *会場詳細は後ほど掲載します。
最寄駅 神保町駅A8出口
アクセスURL https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/access/kanda/
【参加方法】ハイフレックス(会場&Zoomリアルタイム配信)開催
*お申し込みはこちら
*参加費:一般(会員・非会員)500円、学生(会員・非会員)無料
*対面・オンライン、それぞれの参加人数を確認するため、申込時にフォームの記載をお願いします。
*懇親会ご参加の方は、チケット購入時に懇親会チケットもお求めください。(支払いは当日、現金にてお願いします。)
【プログラム】
12:00 受付開始
*受付開始時間からアーリーキャリアフォーラム前後の時間帯(12:00-12:30、13:30-14:10)をネットワーキングの時間とします。会場にて自由に交流なさってください(昼食持ち込み可)。
12:30-13:30 アーリーキャリア・フォーラム:論文作成のためのワークショップ
コーディネーター:森 有礼(中京大学 国際学部)
*昨秋の大会時のワークショップに引き続き、論文作成のためのポイントについてお話をしていただきます。今回は特に「引用」にフォーカスします。新年度、論文執筆をお考えの若手研究者必見です。
*対象:大学院生(修士課程、博士課程)、博士論文執筆中、あるいは執筆を考えている方、大学院入学を考えている学部生、若手研究者、その他、ご関心のある方はどなたでも歓迎です。会員以外の参加も大歓迎です。
14:15-14:45 研究発表 司会:藤本朝巳
Sasaki Anna(清泉女子大学 総合文化学部)
"How The Smell of a Rainbow is Crafted: The Content Analysis of a Scratch-and-Sniff Picture Book"
(The Smell of a Rainbowがどのように作られるか:スクラッチアンドスニフ絵本の内容分析)
*英語による研究発表です。通訳はありません。
15:30 講演:髙尾直知(中央大学文学部) 司会:伊藤淑子
「花崗岩とロザリオ──ホーソーン『おじいさんの椅子の物語のすべて』と歴史認識」
概要:19世紀アメリカの作家ナサニエル・ホーソーン(1804–1864)といえば、『緋文字』(1850年)など、ピューリタンの歴史思想を扱った作品で有名だ。しかしそのような歴史的関心の理由は、みずからのピューリタン先祖が犯した「罪」の意識からというよりは、より広義にアメリカという国そのものの持ついびつな道徳性への批判の思いだったのではないか。本講演ではそのようなホーソーンの批判性を、こども向けの歴史書『おじいさんの椅子のすべての物語』(The Whole History of Grandfather’s Chair, 1841)のうちに確かめ、児童書であるがゆえにこの批判性がしめされていると同時に、教育的配慮から隠蔽されているようすを確認してみたい。さらにはそのような批判性がホーソーン作品のうちでいかに解決されていくか、同時代作品との関連を見ようと思う。
17:30-19:30 懇親会
*会場周辺の飲食店で開催します。
*会員・非会員を問いません。参加希望の方は4月10日までにイベント申し込み時に懇親会チケットをお求めください。参加費は当日の受付時、現金で納入をお願いします。(学生3, 000円 一般5,000円)
【お問い合わせ先】Peatixの「主催者へ連絡」、または jscleast@gmail.comまでメールでお知らせ ください。
◆お願いとご注意: オンライン参加者の機器や通信環境に起因するトラブルや不具合には対応できません。 機器やZoomの更新については各自でご用意、ご確認をお願いします。開催中に、主催者側の機器や通信のトラブルなどが生じることもございます。 主催者からの連絡を確認できるようにしておいてください。
◆プログラム詳細などについては、以下をご覧ください。
https://jpenjido.jimdofree.com/
中央大学人文科学研究所「英国モダニズム文学・文化史研究」チーム 公開研究会 (責任者:福西 由実子 研究員)
【日時】2025年3月23日(日) 15:00~18:00
【開催場所】中央大学 茗荷谷キャンパス 3階 3N04会議室
【報告者①】Andrew Houwen 氏(東京女子大学准教授)
【テーマ】 Ezra Pound's Japanese Friends in London and Paris
【要 旨】 From 1915 to 1923, Pound befriended several Japanese writers and artists in London and Paris during a crucial formative period in his poetic career, when he encountered hokku, nō drama, and kenbu. This paper attempts to trace the development of these friendships and the impact they had on Pound’s oeuvre.
使用言語 英語・日本語(通訳なし)
【報告者②】真鍋 晶子 氏(滋賀大学教授)
【テーマ】「霊媒派」久米民十郎のレイテイズムとエズラ・パウンド、W.B. イェイツ
【要 旨】本発表は、久米にとってのパウンドの意味を整理したうえで、この三芸術家の詩学・創作原理が共通し、そこに友情に裏打ちされた芸術(家)コミュニティが存在したことを久米のレイテイズムを巡って検討する。さらに、久米が二人の能楽理解を深めた結果、生まれた新しい演劇が、逆に能楽に新しい世界を拓き、現在にそれが引き継がれ、三者の芸術が未来へ継承されていることを示す。
使用言語 日本語
【コメンテーター】五十殿 利治 氏(筑波大学名誉教授)
使用言語 日本語
【参加方法】
・参加の事前申し込みは不要です。
・研究会後の懇親会(茗荷谷駅周辺、18:30-21:30の予定)にご参加希望の場合は、3月17日(月)までに、担当者(福西:yumi2924@tamacc.chuo-u.ac.jp)までご連絡ください。
慶應義塾大学文学部 井出新教授最終講義のお知らせ
【日時】2025年3月22日(土)、13時開場、14時開始(16時すぎまで)
【場所】慶應義塾大学三田キャンパス西校舎528番教室
【題目】「パルナッソスからの出発──十六世紀のケンブリッジ大学と演劇文化」
【併用オンライン】オンライン(zoom)でご参加希望の場合は下記「お問い合わせ先」まで、お名前とご所属をお知らせください。
【お問い合わせ先】慶應義塾大学文学英米文学専攻 原田範行(nnharada*keio.jp(*をアットマークに変えてご利用ください。)
大和日英基金(Daiwa Anglo-Japanese Foundation)主催 日本語ウェビナーのご案内
【日時】:2月27日(木)日本時間21:00~(英国時間正午~)
【タイトル】:「平野丸の悲劇とウェールズの善意の人々」
【参加費】:無料
【形式】:オンラインウェビナー(Zoomでの開催)
【言語】:日本語
【概要】
平野丸(日本郵船)は、三菱の長崎造船所で建造され、1908 年に日本とロンドンを結ぶ欧州定期航路に就航しました。1914年に第一次大戦が勃発し、日本が連合国陣営で参戦すると、日本の商船もドイツ帝国海軍の潜水艦(U ボー ト)による攻撃対象となりました。1918年 10 月 4 日、英国リバプールから横浜に向かっていた平野丸は、英国のウ ェールズ沖で、ドイツの潜水艦(Uボート)に撃沈され沈没しました。乗客と乗組員計 240 人のうち 210 人が死亡し ました。大戦終結のわずか 1 カ月前のことでした。ウェールズの沿岸に流れ着いた多くの遺体は、地元の住民により引き上げられ、小さな教会の裏手に手厚く葬られました。当時木の墓標が建てられましたが、長い年月が経つ中で失われてしまいました。沈没から100年後、ウェールズの善意の人々は過去を忘れず、遠い日本の犠牲者を弔おうと立ち上がり、新たな慰霊碑を建立しました。ウェビナーでは、島崎淳氏が平野丸の悲劇と乗客らの群像、第一次世界大戦と日本のかかわり、ウェールズ住民の善意ある行動など、両国での調査や取材を通して見えてきたことについて語ります。
【スピーカー】
島崎 淳 氏
1965年、宮城県生まれ。共同通信社記者。東京大学教養学部卒業後、1988年に入社。岡山、北九州、福岡の支社局、社会部を経て、99年外信部。エルサレム、バグダッド、カイロ支局長としてイスラエル/パレスチナ紛争やイラク戦争、「アラブの春」など中東情勢をカバー。2016年から19年までロンドン支局長として、英国のEU離脱や日英関係を取材した。現在、経営企画局総務。著書に「平野丸、Uボートに撃沈さる―第一次大戦・日英秘話」(五月書房新社)
【申し込みリンク】:https://shorturl.at/P78uG
【受付締め切り】:2月27日(木)日本時間1:00まで。それ以降お申し込みを希望される場合は、メールにて、担当の岸(nanaka.kishi★dajf.org.uk[★をアットマークに])までお問合せください。
日本シェリー研究センター第33回大会
【日時】2025年3月8日(土)12:30受付開始
【場所】帝京大学霞ヶ関キャンパス ハイフレックス(対面およびオンライン)
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-16-1 平河町森タワー9 階
【プログラム】
1. 12:40 開会の辞 会長 木谷 厳
2. 12:45 研究発表 橋本 良一: “Shelley’s Vaporous Poetics”
3. 13:30 シンポージアム キーツ神話の形成とその行方
パネリスト 岩本 浩樹: 憂愁の想望―キーツ受容における〈不遇の天才〉神話の修辞的創造性
パネリスト 後藤 美映: “Like a pale flower by some sad maiden cherished”―キーツの詩人像に見るか弱さと強靭さ
パネリスト兼コーディネーター 鈴木 喜和: 偶像を視る眼―オスカー・ワイルドとジェーン・カンピオン
4. 15:45 特別講演 笠原 順路: 自我意識を曰くありげに肥大化させておいてから萎ませるByronの秘技
司会 池田 景子
5. 16:50 年次総会
【お問い合わせ先】hosokawa@g.matsuyama-u.ac.jp
今後の活動 | 日本シェリー研究センター (prometheus-shelleys.org)