2010年3月20日理事会・評議員会 承認

2010年度事業計画

2010年4月1日から2011年3月31日まで

財団法人 日本英文学会

1.全国大会について

2010年5月29日(土)、30日(日)の両日、日本英文学会第82回全国大会を神戸大学国際文化学部(兵庫県神戸市灘区鶴甲1−2−1)において開催する。研究発表42、招待発表7、シンポジア11部門、特別シンポジウム「知識人の作法?―リベラリズム、歴史、文学」(司会・講師:大田信良東京学芸大学教授、講師:草光俊雄放送大学教授・東京大学名誉教授、講師:越智博美一橋大学教授)を行なう。

2.機関誌の発行について

年度内に次の4誌を刊行する。
(1)『英文学研究』(和文号)第87巻  2010年12月発行予定
(2)Studies in English Literature, English Number 52 (2010)
(『英文学研究』英文号第52号(2010))  2011年3月発行予定
(3)『大会Proceedings』第5号  2010年9月発行予定
(4)『英文学研究』(支部統合号)第3号  2010年12月発行予定

3.新人賞の授与について

新進学徒による英米文学研究・語学研究を奨励するために、日本英文学会第33回新人賞を募集する。受賞論文は選評とともに『英文学研究』(和文号)第87巻に掲載する。

4.シェイクスピア祭について

日本シェイクスピア協会との共催により、2010年4月24日(土)、聖心女子大学宮代ホール(東京都渋谷区広尾4−3−1)においてシェイクスピア祭を開催する。総合司会は村井和彦九州大学教授。トーク「鵜山仁、シェイクスピアを語る」(鵜山仁(演出家・新国立劇場演劇芸術監督)、聞き手は河合祥一郎東京大学准教授)および講演「『あらし』のあと」(外山滋比古お茶の水女子大学名誉教授)が行なわれる。

5.事業の拡充と一般財団法人化諸手続きについて

公益制度法人改革によって、日本英文学会は、遅くとも2013年11月までには一般財団法人化の手続きを完了しなければならないが、そのための要件として、学会の機構および財務が、寄附行為に定められた事業を十分に実現していることを内外に示す諸改革が必要となる。2010年度は、機関誌の電子リポジトリ化をはじめ、優れた学問的業績を評価するという学会の使命を実現し、研究教育の振興を図る事業、例えば学術賞新設などを検討して早急に実施することとし、そのための予算措置を講じる。


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