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第96回大会(2024年度)Proceedings 

プログラム
※所属・職位は刊行時のプログラムに準拠しています。

■研究発表
第1室
Bless Me, Ultimaにおける「対価」の概念
志水 智子

第2室
“atavism” からの救済――『夜はやさし』と『エデンの園』における父子の確執とキャサリンの役割
森田 司

The Great Gatsbyを書くことをめぐるNickの密かな企て
佐藤 耕太

第3室
do, make, work――古英語・中英語期における複雑な意味・機能連関
小倉 美知子

古英語における過去分詞移動について
夏 思洋

通時的構文文法理論における交替現象について――英語の所格交替を例に
石崎 保明

第4室
名詞の後置修飾として機能する前置詞at句の特徴について
田尾 俊輔

コピー形成と自由併合――英語と日本語のコントロール構文を例に
Jason Ginsburg、寺田 寛

(非)定形節における節境界制限と対併合
臼井 悠香

第5室
高等学校1年生の英語の授業における生徒一人一台パソコンを活用したプレゼンテーションと英語力の向上について
音部 みはる

日本人学習者のための効果的な外国語学習法の探求――大学生による英語ナラティブの分析と考察
吉田 安曇

英語教材として文学作品を活用した授業実践――ヘミングウェイの『雨の中の猫』に見られる大学生の解釈の多様性
松浦 加寿子

第6室
グランドツアーへと続く周遊の旅――ファインズ・モリソンの『旅行記』
髙橋 三和子

第7室
ロバート・バートン『メランコリーの解剖』におけるconstancyの諸相を探る
榊原 知樹

第8室
ウォルター・ペイターのフィクションにおける教養――ジャンル〈想像の肖像〉を中心に
虹林 桜

旅するモダニスト詩人W. H. Audenと大英帝国の衰退――Letters from Icelandにおける大衆文化表象の中のLord Byron
藤田 萌々子

憎悪とその克服――Frankensteinを読み直す
野間 由梨花

第9室
「証言のゲーム」を撹乱する――Gulliver’s Travelsにおける法批判と科学批判の連動
長谷 陸

Mansfield Parkにおけるハードボイルド的正義感――推理小説の母としてのJane Austen作品
古川 博宣

諷刺と文学的多義性――イギリス小説の誕生から現代英文学へ
原田 範行

第10室
“My poor lame, feeble dog!” ――『オーロラ・フロイド』における犬、ドメスティック・イデオロギー
越智 友里絵

ねじは二度回転する――ユングで読む『ねじの回転』
谷 綾子

第11室
東方世界におけるアイデンティティの揺らぎとサラセンの王女――中英語ロマンスBevis of Hamptonを中心に
趙 泰昊

第13室
After Leaving Mr Mackenzieにおける手のイメージ
押田 昊子


■部門別シンポジア
第3部門:ヴィクトリアン・フェティシズム――文学・美術・ファッションのインターフェース
表面と断片の饗宴――ディケンズのフェティシズム
松本 靖彦

第4部門:アフリカ文学の現在
大陸発の文学の未来――“メイド・イン・アフリカ”の可能性
粟飯原 文子

ウガンダの地で母親たちが書く家族の物語――メモリーブックの文学活動とテキスト紹介
大池 真知子

第6部門:ラベル理論をめぐって
ラベル理論における最小探査の働き
菅野 悟

ボックス理論におけるラベルの役割
堤 博一

{XP, YP}構造をめぐる問題
三好 暢博

ラベル理論と併合理論の批判的検討――代案とその帰結
星 浩司

第8部門:Haiku as World Literature
“Little Dropping Rhythms, Unrhymed” ――English Imagist Haiku as Vers Libre
Andrew Houwen

第10部門:名前と英語史
後期古英語期におけるヴァイキングの名称――社会に呼応する名前とその機能
小河 舜

中英語の職業名――英語名前史学の観点から
堀田 隆一

初期近代英語におけるイエス・キリストの呼称Xに関する社会言語学的考察
矢冨 弘

現代英語の商標にみる名前の価値とふるまい
五所 万実

第11部門:言語研究における「文脈」とはなにか――構文文法論的観点から
Runを伴う場所句倒置構文の使用の偏りとその動機づけ
三野 貴志

第12部門:教養としての語学/英語教育とは何か
「語学=文学」が「実用」だったころ――「文学を研究する語学教師」再考のために
鈴木 哲平

二つの異なる世界の境界線上で観察し熟考し決断するために――教養教育の一環としての多読授業
深谷 素子

英語教員養成課程の学生は教科に関するどのような知識を学ぶ必要があると感じているか――学生の自己分析・振り返りアンケートの結果から
西原 貴之

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