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第一日目:研究発表 シンポジア
第二日目:研究発表 シンポジア
開会式 午後1時より(講堂900番教室) 司会 東京大学教授 林 文代
□ 開会の辞 会長 丹治 愛
□ 挨拶 東京大学大学院総合文化研究科長 山影 進
□ 第31回新人賞選考結果 編集委員長 大田信良
研究発表 第1発表 13:45−14:25/第2発表 14:30−15:10/第3発表 15:20−16:00/第4発表 16:05−16:45
第一室(12号館1階1212)
司会 関西大学教授 入子文子
1. 『大理石の牧神』における二つの「幸運な堕落」論――ホーソーンのプロヴィデンスとambiguity
甲子園大学助教 中西佳世子
2. "thy bliss O death"――Whitman とWagnerのエロスとタナトス
学習院大学大学院 森山敬子
司会 大東文化大学教授 里見繁美
3. Kate Julianの東洋のまなざし――"Owen Wingrave"における国際状況
鈴鹿工業高等専門学校専任講師 齊藤園子
司会 同志社大学教授 林以知郎
4. 【招待発表】異文化との遭遇とアメリカ的想像力――建国期アメリカとイスラム世界の衝突を糸口に
東京女子大学名誉教授 佐藤宏子
第二室(12号館1階1213)
司会 神奈川大学教授 山口ヨシ子
1. The House of Mirthにおける読む行為と身体の接触
東京大学大学院・学術振興会特別研究員 高村峰生
2. Edith Whartonにおけるsentimentalismと女性同士の絆
実践女子大学准教授 佐々木真理
司会 慶應義塾大学教授 常山菜穂子
3. アメリカニズム解体力学の解説書――Thornton Wilder劇のシアトリカルな視座から
大阪大学大学院 森 瑞樹
司会 愛知学院大学教授 田中泰賢
4. 詩人Bliss Carmanと世紀転換期のMind-cure Movement――反現代主義と実用主義の狭間で
新居浜工業高等専門学校専任講師 荒木陽子
第三室(12号館2階1222)
司会 慶応義塾大学教授 児馬修
1. 英語史における形容詞屈折の消失と支柱語one(s)の出現
名古屋大学大学院 山村崇斗
2. 【招待発表】'Give + O + to'構文のイディオム化
青山学院大学教授 秋元実治
司会 立教大学教授 菊池清明
3. Auchinleck MS.に現れる'away'のvariantsとSir Orfeoのprovenanceについて
駒澤大学非常勤講師 狩野晃一
4. DOE, MED, OEDに見る意味分類の問題点
千葉大学教授 小倉美知子
第四室(5号館3階532)
司会 広島大学准教授 今林 修
1. 工学部の学生を対象にThe Great Gatsbyを扱った授業実践報告
立教大学兼任講師 関戸冬彦
2. 文学教材を授業で活かす試み――1980年代以降の英語教育が置かれている状況を背景に
東京大学大学院 高橋和子
司会 関東学院大学教授 奥聡一郎
3. 【招待発表】英語学習のエスノグラフィー――コミュニケーションの生態学の視点から
慶應義塾大学教授 井上逸兵
SYMPOSIA (13:45−1645)
第一部門(13号館1階1313)
コモン・リーダーは復権できるか――文芸批評と作品論
司会・講師 大阪大学名誉教授 齋藤 衞
講師 法政大学准教授 武田将明
講師 東北大学准教授 岩田美喜
講師 お茶の水女子大学准教授 清水徹郎
第二部門(5号館2階523)
英詩の本流スペンサー
司会 熊本大学名誉教授 福田昇八
講師 帝京大学准教授 大野雅子
講師 京都大学准教授 水野眞理
講師 金城学院大学教授 鈴木紀之
講師 福岡大学教授 山内正一
第三部門(13号館2階1323)
イギリス文学とオリエント表象
司会・講師 愛知教育大学准教授 久野陽一
講師 秋田大学教授 佐々木和貴
講師 岡山商科大学教授 西山 徹
講師 一橋大学准教授 吉野由利
第四部門(5号館2階525)
小説の全体性
司会・講師 三重大学教授 赤岩 隆
講師 中京大学教授 郡 伸哉(ロシア文学)
講師 神戸大学教授 石塚裕子
講師 四日市大学教授 北島義信
第五部門(5号館2階524)
トロイアから新トロイアへ――歴史と想像力の建国幻想
司会・講師 神戸女子大学教授 海老久人
講師 青山学院大学名誉教授 岡 三郎
講師 名古屋大学教授 小川正廣(西洋古典学)
第六部門(5号館3階531)
統語変化――さまざまな文法理論の見地から
司会・講師 茨城大学准教授 西山國雄
講師 名古屋大学准教授 田中智之
講師 筑波大学教授 柳田優子
研究発表 第1発表 10:00−10:40/第2発表 10:45−11:25/第3発表 11:35−12:15/第4発表 12:20−13:00
第五室(12号館1階1212)
司会 フェリス女学院大学教授 由井哲哉
1. シェイクスピア劇の寡婦――『ハムレット』におけるガートルードの再婚と鰥夫産(Curtesy)
女子栄養大学非常勤講師 神山さふみ
2. The Rape of Lucreceにおける共和主義イデオロギーの萌芽と反エリザベス表象
立命館大学嘱託講師 吉村征洋
司会 ノースアジア大学教授 福山 裕
3. 【招待発表】アルカディアに佇む市民としてのマーヴェル――"The Coronet"を糸口に
鳥取大学教授 吉村伸夫
司会 成蹊大学教授 正岡和恵
4. イギリス・ルネサンスにおける「クレオパトラ文学」――シェイクスピアのクレオパトラとその姉妹たち
東京大学大学院・学術振興会特別研究員 北村紗衣
第六室(12号館1階1213)
司会 京都大学教授 鈴木雅之
1. 'The Immortal endur'd his chains'――Master-Slave Relationships in Blake's Book of Urizen
ウォータールー大学准教授 Tristanne Connolly
2. 【招待発表】いま一つのロマン派自然美学――Blakeを他の詩人群と比較考量
中央大学名誉教授 森松健介
司会 大阪大学准教授 小口一郎
3. 自由とモラトリアム――ワーズワスにおける「歩き」のフィクション性
立教大学大学院 高井美紀子
4. 廃墟のテクストとテクストの廃墟――『最後の人間』におけるシビラの葉
早稲田大学助手 市川 純
第七室(12号館1階1214)
司会 フェリス女学院大学教授 向井秀忠
1. 「時の人」は男か女か?――ハリエット・マーティノーが描く「解放」の物語
松山大学准教授 辻 祥子
2. モダニズム女性作家に見る「老い」について――ジェロントロジーの視点をふまえて
川村学園女子大学教授 手塚裕子
司会 東京大学教授 高橋和久
3. 十九世紀前期のアニュアルで活躍した女性作家たち――Felicia HemansとLetitia Elizabeth Landon
摂南大学専任講師 皆本智美
4. 【招待発表】Alexander Pope The Dunciad における「王政復古」
京都大学名誉教授 岡 照雄
第八室(12号館2階1222)
司会 日本女子大学名誉教授 出渕敬子
1. Middlemarchにおける「女性版教養小説」再構築
大阪大学大学院 馬渕恵里
2. 象徴としての結婚――『エセルバータの手』における階級とジェンダー
日本女子大学准教授 坂田薫子
司会 中央大学名誉教授 深澤 俊
3. "We and the Rest of the Country"――The Trumpet Majorにおけるナショナリズム
実践女子大学専任講師 土屋結城
4. ニューウーマン小説の空白と崩れる「帝国の母」神話――エジャトン、グランド、ハーディ―
東北工業大学専任講師 鈴木 淳
第九室(12号館2階1225)
司会 中京大学教授 武井暁子
1. 見世物小屋としての『骨董屋』と人形の死に様
東京理科大学准教授 松本靖彦
司会 岐阜聖徳学園大学教授 角田信恵
2. 移行論としての一八八二年――オスカー・ワイルドのアメリカ講演における芸術論の離陸
慶応義塾大学大学院 土屋裕美
司会 流通経済大学教授 桑野佳明
3. インド人はイギリス人になれるのか――Seetaにおけるインド人の英語教育と擬態
沖縄国際大学准教授 山本直子
4. 【招待発表】キプリングのインドをローカライズする
学習院大学教授 橋本槇矩
第十室(12号館3階1232)
司会 横浜市立大学名誉教授・日本大学大学院講師 小野寺健
1. 「イングランドらしい風景」の保存とは――Rooks Nest Houseの場合
福井工業高等専門学校准教授 原口 治
2. 『人間の絆』における教養小説的構造の破綻
茨城工業高等専門学校専任講師 乙黒麻記子
司会 一橋大学教授 中井亜佐子
3. 懐疑・行動・観念――Dr. Monyghamを通じて読むNostromo
大阪大学大学院 田中和也
4. 『ダロウェイ夫人』と戦間期イギリス社会の変遷――音の政治学を視座に
上智大学非常勤講師 小室龍之介
第十一室(5号館2階521)
司会 専修大学教授 道家英穂
1. Observations on Manとコールリッジ思想のエートス
兵庫県立大学准教授 石倉和佳
2. サウジーのSir Thomas MoreとコールリッジのOn the Constitution of the Church and Stateに見る変革の時代の知識人
中京大学准教授 園田暁子
司会 玉川大学准教授 三馬志伸
3. 姉妹の物語を書きなおす――Jane Austen とMargaret Drabble を比較して
同志社大学嘱託講師 原田寛子
4. スパーク的ヒロインの「罪」と「清算」――失われた時と女性のために
山梨大学准教授 沢田知香子
第十二室 (5号館2階522)
司会 成蹊大学准教授 遠藤不比人
1. 純真を装う――Stevie Smithと子供のイメージ
明治学院大学非常勤講師 木口圭子
2. 「オリジナル」と「複製」の対立――Kazuo IshiguroのNever Let Me Goを読む
京都外国語短期大学専任講師 荘中孝之
司会 西南学院大学准教授 加藤洋介
3. Ownersは誰か――Caryl ChurchillのOwners再考
早稲田大学助手 山岸倫子
4. 「かたち」への希求――LessingのThe Golden Notebookより
拓殖大学非常勤講師 斉藤佳代子
第十三室(5号館3階532)
司会 白百合女子大学教授 春田節子
1. BeowulfにおけるHeremod挿話の意図について――ll. 902b-04aの解釈を中心に
桐朋学園大学非常勤講師 福田一貴
2. Sir Orfeoにおける旋律と声
同志社大学嘱託講師 小宮真樹子
司会 姫路獨協大学教授 西村秀夫
3. 【招待発表】中英語文学作品の校訂を考える――ChaucerのBoeceを中心に
京都大学准教授 家入葉子
第十四室(5号館3階533)
司会 神田外語大学教授 長谷川信子
1. That補文とzero-that補文の選択と動詞の意味――意味的統語研究
国立岐阜工業高等専門学校講師 土屋知洋
2. 前置詞句の構造と擬似受動文について
大阪大学大学院 本田隆裕
司会 東北大学准教授 菊地 朗
3. 【招待発表】主文と従属文のカートグラフィー
神田外語大学教授 遠藤喜雄
SYMPOSIA (10:00−13:00)
第七部門(13号館2階1323)
人種と性のクロスロード――アメリカとアメリカ文学
司会・講師 中央大学教授 藤平育子
講師 中央大学教授 高尾直知
講師 青山学院大学教授 富山太佳夫
講師 獨協大学教授 上野直子
講師 京都大学准教授 森慎一郎
第八部門(13号館3階1331)
テネシー・ウィリアムズのアメリカ
司会・講師 大阪大学教授 貴志雅之
講師 中央大学教授 黒田絵美子
講師 お茶の水女子大学准教授 戸谷陽子
講師 京都学園大学教授 古木圭子
講師 大阪大学特任助教 岡本太助
第九部門(13号館1階1313)
メルヴィルと近代
司会 元明治大学教授 牧野有通
講師 早稲田大学教授 堀内正規
講師 東京学芸大学准教授 斎木郁乃
講師 和洋女子大学准教授 佐久間みかよ
第十部門(5号館2階523)
Foreign Language Influences in the History of English
司会 中部大学教授 大門正幸
講師 愛知教育大学専任講師 小塚良孝
講師 信州大学准教授 伊藤 盡
講師 バーミンガム・シティ大学上席講師 Richard Ingham
講師 関西外国語大学教授 橋本 功
第十一部門(5号館3階531)
項構造研究の最前線
司会・講師 大阪市立大学准教授 岩田彩志
講師 東北大学教授 小野尚之
講師 筑波大学准教授 大矢俊明(ドイツ語学)
講師 筑波大学大学院 北原賢一
第十二部門(5号館2階525)
英語・英米文学研究を英語教育にどう活かすか
司会 東京大学教授 山本史郎
講師 日本医科大学准教授 中村哲子
講師 名古屋大学教授 長畑明利
講師 東京大学准教授 西村義樹
特別シンポジウム 5月31日(日)午後2時〜4時 (講堂900番教室)
このままでいいのか語学文学研究――リベラル・ アーツの危機と英文学会
司会 慶応義塾大学教授 横山千晶
講師 京都大学教授 若島 正
講師 大手前大学学長・東京大学名誉教授 川本皓嗣(比較文学)
講師 東京大学准教授 野崎 歓(フランス文学)
閉会の辞 関東支部長・東京大学准教授 斎藤兆史