2011年3月26日理事会・評議員会 承認

2011年度事業計画

2011年4月1日から2012年3月31日まで

財団法人 日本英文学会

1.全国大会について

2011年5月21日(土)、22日(日)の両日、日本英文学会第83回全国大会を北九州市立大学北方キャンパス(北九州市小倉南区北方4-2-1)において開催する。研究発表29、招待発表8、シンポジア12部門、特別シンポジウム「近代小説は死んだのか? ― 小説の過去・現在・未来」(司会・ディスカッサント:田中祐介、講師:原英一、平野啓一郎、ディスカッサント:都甲幸治)を行なう。

2.機関誌の発行について

年度内に次の4誌を刊行する。
(1)『英文学研究』(和文号)第88巻  2011年12月発行予定
(2)Studies in English Literature, English Number 53 (2011)
(『英文学研究』英文号第53号(2011))  2012年3月発行予定
(3)『大会Proceedings』第6号  2011年9月発行予定
(4)『英文学研究』(支部統合号)第4号  2011年12月発行予定

3.新人賞の授与について

新進学徒による英米文学研究・語学研究を奨励するために、日本英文学会第34回新人賞を募集する。受賞論文は選評とともに『英文学研究』(和文号)第88巻に掲載する。
また、会員による研究を奨励するため、2011年度より『英文学研究』(和文号、英文号)に掲載された論文の中からとくにすぐれたものに優秀論文賞を授与する。

4.シェイクスピア祭について

日本シェイクスピア協会との共催により、2011年4月23日(土)、聖心女子大学宮代ホール(東京都渋谷区広尾4−3−1)においてシェイクスピア祭を開催する。朗読劇『十二夜』(協力:新国立劇場演劇研修所、翻訳・演出:河合祥一郎)および青山誠子氏講演(「『十二夜』とその時代」)が行なわれる。

5.一般財団法人化に伴う支部・本部の連携の強化

日本英文学会は、2011月4月1日からは新しい支部体制の下、支部・本部の緊密な連携によって会員の研究・教育を促進していく予定である。具体的には『英文学研究』(支部統合号)や『支部大会統合プログラム』の刊行、優秀論文賞の創設や支部レベルでの各種企画の奨励などにより事業の一層の充実をはかることが計画されている。他支部の支部大会への参加も可能となるので、七つの支部間の交流は以前よりも盛んになることが期待されている。国立情報学研究所のCiNiiを利用した学会誌のデータベース化も2011年度からは本格稼働し、会員の研究・教育活動に一層の便宜をもたらすことが予想される。


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